来年の二月に第二子が生まれます。先の子から得た人生の発見を、寝不足になりながら再度学ぶのでしょう。家族と過ごす時間は何物にも代えがたく、云えば家族こそが私の価値観の基礎になっています。限られた人生の中で、妻や子どもたちと過ごす時間は、あとどの程度あるのでしょうか。可能な限りその時間を増やしたいと思い、上手な時間の運用方法を求めていました。

パレート

パレートの法則とは、経済において、全体の数値の大部分は、全体を構成するうちの一部の要素が生み出しているという説。

80/20の法則とも似ているこのパレートの法則を私の生活に当てはめると、生活を支える収入は、私の労働時間で均等に生産しているものではなく、要素に偏りがあることになります。この要素に特化すれば、その他の生産性の低い労働時間からは解放され、私は収入の多くを維持しながらも人生を楽しむ時間を拡大することが可能となります。

私は従来、「雇用されての労働」と「自己のサービス」という二つの仕事を持っていました。朝に「雇用されての労働」に出かけ、その勤めを終えた夜から「自己のサービス」に移るという日々を過ごしてきたのです。
私が手にする収入の多くは「自己のサービス」から生まれていましたので、パレートの法則を参考に判断することは簡単でしたが、問題は実行することでした。集中をリスクとしか捉えられなかったのです。
私を決断させたのは、金融崩壊です。詳細な考えを書くことは憚られますが、これをきっかけに、一部の時間で高い生産性が得られる「自己のサービス」に注力しようと、起業を選択しました。

リソース

私が持っている資料やアカウントなどのリソースを、「Business」「Management」「Work」に分類して整理しました。今後この視点を組み合わせて、また独立させて、仕事を進めていきます。

ティム・フェリスさんに挨拶を。